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徳島で晩年を過ごしたモラエス96回忌法要 ポルトガル出身の外交官にして文人【徳島】

2024年7月1日 17:52
徳島で晩年を過ごしたモラエス96回忌法要 ポルトガル出身の外交官にして文人【徳島】
7月1日、徳島県で晩年を過ごしたポルトガルの文人モラエス96回忌の法要が徳島市の寺院で営まれました。

モラエスは、ポルトガル出身の外交官にして文人です。

晩年の16年間を、最愛の女性であるヨネの故郷の徳島市で暮らし、1929年7月1日に75歳で亡くなりました。

命日にあたる7月1日、徳島市西山手町の潮音寺で営まれた96回忌の法要には、モラエスの功績を称え後世に伝える活動を行っている、NPO法人モラエス会の会員ら約20人が参列しました。

参列者は、多くの著書を通して当時の徳島や日本の文化を海外に紹介したモラエスを追悼しました。

法要のあと、参列者は境内にあるモラエスの墓前で手を合わせ、これからも顕彰を続けていくことを誓いました。

(モラエス会 丁山俊彦理事長)
「今年、編集を今しているんですけど、モラエスの本を出したい。頑張って100回忌に向けていろいろなイベントを通じて、モラエスをもっと知っていただきたいと思っています」
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