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装飾様式アール・ヌーボーの巨匠エミール・ガレ 没後120年を記念した特別展開催中【徳島】

2024年10月16日 17:10
装飾様式アール・ヌーボーの巨匠エミール・ガレ 没後120年を記念した特別展開催中【徳島】
19世紀末にヨーロッパで流行した装飾様式アール・ヌーボーの巨匠エミール・ガレ没後120年を記念した特別展が、徳島市で開かれています。

エミール・ガレは動物や草花、昆虫などをモチーフにした美しい曲線と鮮やかな色彩が特徴の作品を数多く制作し、ガラス工芸を芸術に高めた革命児です。

今回の特別展は、国内で初公開となるものを含むガラス製の花器やランプ、家具など121点が展示されています。

「花器(プリムラ)」は、何層も色の違うガラスを重ねた幻想的な作品で彫刻のような立体感が、植物の生命力を感じさせます。

「飾り棚(エリンギウム)」は、陽をあびて咲く花と森の情景を特別な細工で表現しています。

この「エミール・ガレ展」は、徳島県立近代美術館で12月15日まで開かれています。
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