薬物依存症について考えるセミナーが24日徳島市で開かれ、俳優らが自身の経験を語るなどして支援の必要性を訴えました。

（俳優　高知東生さん）
「いまだに賃貸物件が借りられない月極の駐車場も借りられない」

これは、覚せい剤やアルコールといった薬物やギャンブルなどの依存症の支援に取り組む団体、ARTSが開きました。

セミナーには、俳優の高知東生さんらが参加し自身の経験を元に薬物依存症の現状や支援の在り方について意見を交わしました。

（ARTS　田中紀子代表理事）
「（依存症は）悪くなったら回復できないのではなくてなったら終わりでもなくてちゃんと回復することをもっと伝えていかなければいけない」

（高知東生さん）
「同調 これが何よりも大事で空気のようにそばにいてあげることが俺たちにできる最大のことだと思う」

参加者らは、セミナーを通じて依存症に対する知識や支援の大切さを学んでいました。