徳島海上保安部の巡視船と県の消防防災ヘリが初の合同訓練【徳島】
海難事故を想定し、救助を待つ人をできるだけ早く搬送しようと25日、徳島海上保安部の巡視船と県の消防防災ヘリが初の合同訓練を行いました。
(徳島海上保安部警備救難課 山本 昌和 救難係長)
「本日は県消防防災航空隊とのヘリ合同訓練です。
現場海域は、那賀川の東側と伊島の北側の交点。」
(県消防防災航空隊 奥村 隼 副隊長)
「防災ヘリにつきましては、
50から60フィートくらいで航行、飛行すると考えております。」
徳島海上保安部の巡視船「よしの」と県消防防災ヘリコプター「うずしお」による初の合同訓練は、海難事故が起きた際、ヘリからレスキュー隊員を巡視船に降下させ、船が収容した要救助者をヘリへと運び、早急に病院などへ搬送する想定です。
(巡視船 よしの)
「防災ヘリ、本船正船首やや左方向から接近中。」
(県消防防災ヘリ うずしお)
「よしのインサイト、現在旋回中です。
よしのの巡航方向および巡航速度を知らせてください」
(巡視船 よしの)
「進路330度、速力11ノット。」
無線のやり取りを通じて速度や進路を合わせていきます。
(巡視船 よしの)
「本船進入、支障なし。訓練開始、支障なし。
進入されたい。進入されたい。」
(県消防防災ヘリ うずしお)
「了解しました。それでは現在より訓練開始します。
巡視船よしの後方から進入し、機体誘導を実施したいと思います。
よろしくお願いします。」
ヘリでは、レスキュー隊員が降下の準備。別の隊員がワイヤーを操作します。
そして、高度20mの高さから無事、巡視船へと降り立ちました。
このあと、逆にレスキュー隊員を引き上げる手順も確認しました。
時速10キロで走行し、波でも揺れる巡視船。
目標は甲板のわずか5m四方のスペースのみ。
厳しい条件下で行われた初の合同訓練は、4回にわたって繰り返され、すべて成功しました。
(県消防防災航空隊 奥村 隼 副隊長)
「会場での訓練は初。船の動き、波の高さによる船の動きだとか
接地するときの安定というところが非常に難しいと感じている」
(徳島海上保安部 巡視船よしの 山本 有為 船長)
「陸上におろせないとか一旦船におろしたいとか、
そういう場合に他機関との連携が必要になってきますし、
これを機会に連携を深めたい」
今後は要救助者に見立てたダミー人形を引き上げるなどより高度な訓練を実施するということです。
(徳島海上保安部警備救難課 山本 昌和 救難係長)
「本日は県消防防災航空隊とのヘリ合同訓練です。
現場海域は、那賀川の東側と伊島の北側の交点。」
(県消防防災航空隊 奥村 隼 副隊長)
「防災ヘリにつきましては、
50から60フィートくらいで航行、飛行すると考えております。」
徳島海上保安部の巡視船「よしの」と県消防防災ヘリコプター「うずしお」による初の合同訓練は、海難事故が起きた際、ヘリからレスキュー隊員を巡視船に降下させ、船が収容した要救助者をヘリへと運び、早急に病院などへ搬送する想定です。
(巡視船 よしの)
「防災ヘリ、本船正船首やや左方向から接近中。」
(県消防防災ヘリ うずしお)
「よしのインサイト、現在旋回中です。
よしのの巡航方向および巡航速度を知らせてください」
(巡視船 よしの)
「進路330度、速力11ノット。」
無線のやり取りを通じて速度や進路を合わせていきます。
(巡視船 よしの)
「本船進入、支障なし。訓練開始、支障なし。
進入されたい。進入されたい。」
(県消防防災ヘリ うずしお)
「了解しました。それでは現在より訓練開始します。
巡視船よしの後方から進入し、機体誘導を実施したいと思います。
よろしくお願いします。」
ヘリでは、レスキュー隊員が降下の準備。別の隊員がワイヤーを操作します。
そして、高度20mの高さから無事、巡視船へと降り立ちました。
このあと、逆にレスキュー隊員を引き上げる手順も確認しました。
時速10キロで走行し、波でも揺れる巡視船。
目標は甲板のわずか5m四方のスペースのみ。
厳しい条件下で行われた初の合同訓練は、4回にわたって繰り返され、すべて成功しました。
(県消防防災航空隊 奥村 隼 副隊長)
「会場での訓練は初。船の動き、波の高さによる船の動きだとか
接地するときの安定というところが非常に難しいと感じている」
(徳島海上保安部 巡視船よしの 山本 有為 船長)
「陸上におろせないとか一旦船におろしたいとか、
そういう場合に他機関との連携が必要になってきますし、
これを機会に連携を深めたい」
今後は要救助者に見立てたダミー人形を引き上げるなどより高度な訓練を実施するということです。
最終更新日:2025年2月25日 20:43