県警が知的・発達障がいについての研修会【徳島】
県警は14日、現場や窓口対応にあたる警察官らを対象に、
知的・発達障がいについての研修会を開きました。
この研修は、知的・発達障がいについて、
警察官らの理解を深めようときのう県警本部で行われました。
(知的・発達障害理解啓発キャラバン 長原 章博さん)
「知的・発達障がいの方の中には2つのことを同時に行うことが苦手な方がいます。
実は誰でも苦手です。話を聞きながらメモを取る電話をしながらテレビを見る」
研修会では障がい者支援団体が講師を務め、
「こだわりが強い」「文字を認知できない人もいる」といった
知的・発達障がいの特徴を説明し「合理的な配慮が必要」と話しました。
このあと、警察官らは思うように手先が動かない状態で作業。
急かされると、さらに作業がしづらくなることを体験し、
待つことや必要に応じ、手助けすることの大切さを学びました。
(研修を受けた警察官)
「(説明の際に)言葉だけじゃなくて絵を使うとかことを教えてもらったので、
今後の参考にできればいいかなと思います」