「国の調査の最終段階」川辺川の流水ダム「環境評価リポート」公表 縦覧は11月11日まで
川辺川に建設される流水型ダムが環境に及ぼす影響について国が調査した「環境評価レポート」が11日、公表されました。法律に基づいた国の調査の最終段階となります。
公表されたのは、流水型ダムが周囲の環境にどのような影響を及ぼすのか、国が調べた最終的な結果となる「環境評価レポート」です。国は11日から、熊本県庁など24か所で一般に公表する縦覧を始めました。縦覧期間は11月11日までで、縦覧が終了すると国が2021年から続けてきた環境影響評価の手続きは終了します。
公表されたのは、流水型ダムが周囲の環境にどのような影響を及ぼすのか、国が調べた最終的な結果となる「環境評価レポート」です。国は11日から、熊本県庁など24か所で一般に公表する縦覧を始めました。縦覧期間は11月11日までで、縦覧が終了すると国が2021年から続けてきた環境影響評価の手続きは終了します。
流水型ダムの本体着工は2027年度の予定ですが、国交省は「工事用道路の修理や予定地周辺の動植物の移植など、今年度中にも可能なものから始めていきたい」としています。
熊本県の木村敬知事は、「治水効果の最大化と環境影響の最小化に向けて国にはさらなる検討をいただき、流域の皆さまへのていねいな説明をお願いしたい」とのコメントを出しました。
最終更新日:2024年10月11日 12:07