×

一部時効・机の中に入ったままに…宇城市の下水道料金 約150万円請求もれ

2023年12月8日 19:20
一部時効・机の中に入ったままに…宇城市の下水道料金 約150万円請求もれ

宇城市で下水道料金約150万円の請求もれ。一部は時効が過ぎているということです。
宇城市によりますと去年11月、下水道の工事を担当する職員が料金の請求に必要な使用開始届を請求担当の職員に渡していなかったということです。

ことし5月、下水道の使用料金が請求されていなかったことが分かりました。使用開始届は工事担当職員の机の引き出しに入ったままでした。
その後、宇城市が2017年度にさかのぼって請求もれがないか調査した結果、新たに28件、約148万円の下水道使用料が請求できていなかったことが分かりました。このうち約4万7000円は5年の時効が過ぎ請求できないということです。

28件のうち18件は同じアパートで中には同じ部屋で転居する度に請求漏れが起きていたケースもありました。
通常、下水道料金の請求に必要な「使用開始届」は工事を終えた業者から市の職員が受け取りますが宇城市によりますと工事業者と市の職員とも忘れていたということです。

宇城市は対象者に謝罪し料金を請求する予定です。

熊本県民テレビのニュース