「より迅速な対応を」動画撮影しながら通報「Live119」とAEDマップを連携へ 熊本市消防局
熊本市消防局は4日、動画を撮影しながら消防に通報できる「Live119」とAEDを連携させることを明らかにしました。
熊本市消防局がおととしから導入しているLive119は、スマートフォンなどで現場の状況を撮影し、消防にリアルタイムで状況を伝えることができるシステムです。4日の熊本市議会一般質問で、このLive119に加え、AEDの設置場所が一目でわかるAEDマップの活用についての質問がありました。
これに対し、平井司朗熊本市消防局長は。
■平井司朗熊本市消防局長
「これまで職員が口頭で伝えていたAEDの設置場所を、救急現場にいる協力者のスマートフォンに位置情報として送信できるよう今年度中にシステムに機能を追加する予定」
消防局は、重篤な患者がいる救急現場でのより迅速な対応につなげたいと、Live119とAEDマップを連携させたシステムを構築することを明らかにしました。通報者に視覚的にAEDの場所を伝えることで、周囲の人の協力を得てAEDを迅速に手配し、初期対応の強化を期待しています。
消防局では3月中にもシステムの構築を予定しています。