猛暑の影響で水温上がらず例年より10日遅く…天然アオサの種付け作業始まる
天草市で特産のアオサの種を付ける養殖網の設置が行われました。
アオサの種付けは、天然のアオサから放出された胞子を潮の満ち引きを利用して網に付着させる方法で行われます。
天草市新和町では松岡邦安さんたちが幅1.8メートル長さ18メートルの網を2枚に重ね、海岸に立てた杭に張っていきました。
今年は猛暑の影響で海水温度が下がらず、例年より10日ほど遅い張り込みとなりました。
今後、種の付き具合などを見ながら網を広げていき、アオサが順調に育てば来年の2024年2月頃には収獲できるということです。