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ゴキブリ発見→殺虫剤1分噴射→部屋爆発 こたつに引火が原因?

2023年12月14日 17:49
ゴキブリ発見→殺虫剤1分噴射→部屋爆発 こたつに引火が原因?

12月10日、熊本市のマンションで起きた爆発事故。住民の男性が殺虫剤のスプレーを使った後に起きていました。新たに「こたつ」への引火が原因とみられることが分かりました。

この事故は12月10日未明、熊本市中央区大江のマンションで、54歳の男性が自分の部屋で殺虫剤のスプレーを噴射した後に爆発したものです。男性は髪の毛が焼け、顔や首、のどに軽いやけどをして搬送され、12日に退院しました。

警察は13日、男性立ち合いのもと部屋で検証を実施しました。その結果、スプレーのガスが電気式こたつの熱に引火した可能性が高いことが分かりました。警察によりますと、男性はこたつをつけた部屋の中でゴキブリを見つけ、殺虫剤のスプレーを約1分間連続で噴射したと話しているということです。

殺虫剤メーカーは、スプレーを使用する際に、火気や暖房器具の近くなど高温になる場所での使用を避け、ガスの充満を防ぐため、連続で40秒以上使用しないよう注意を呼びかけています。

熊本県民テレビのニュース