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「3万7千人分」熊本市下水道利用者の個人情報流出の可能性 委託事業者に不正アクセス

2024年7月20日 11:49
「3万7千人分」熊本市下水道利用者の個人情報流出の可能性 委託事業者に不正アクセス

熊本市上下水道局は19日、委託事業者のネットワークが不正アクセスを受け、下水道の利用者約3万7000人分の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

熊本市上下水道局によりますと、水道管の埋設状況を電子的に管理する台帳システムの補修や更新を委託している東京ガスの子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)が6月26日、ネットワークに外部からの不正アクセスを受けたことを確認しました。その後の調査で、一部の顧客の個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことがわかったということです。

個人情報が流出した可能性があるのは、熊本市の下水道の利用者約67万人のうち、約3万7000人分の名前や住所、使用した水の量などです。金融機関の口座情報やクレジットカード情報は含まれていなうということです。

TGESは専門機関と共に原因などの調査を続けていて、きのうの時点で個人情報が不正に利用された形跡はないということです。

熊本市上下水道局は、TGESとともに個人情報が流出した可能性がある顧客に対し、速やかに連絡と謝罪の対応を進めていきたいとしています。

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