国の重要文化的景観「扇棚田」で田植え体験イベント 熊本・産山村
国の重要文化的景観に選定されている阿蘇郡産山村の扇棚田で11日、田植えの体験イベントが開かれました。
標高820mにある扇棚田には近くの山吹水源から水を引いた三日月状の水田が16枚あります。
田植えイベントは、自然豊かな村の魅力を発信するうぶやま未来ラボが米作りの大変さや米の育て方を知ってもらおうと今年初めて開催しました。
遠くは滋賀県からなどの参加者約30人は、広さ5アールの田んぼに足を入れると、比較的涼しい村の気候に適した稲の品種「あきげしき」の苗を1つ1つ丁寧に植えていました。
稲刈りは9月下旬頃の予定で、うぶやま未来ラボでは「今後も米作りを通したイベントを定期的に開いていきたい」と話しています。