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弁護団費用から約368万円を横領した疑いで逮捕された元弁護士を送検

2025年2月5日 19:06
弁護団費用から約368万円を横領した疑いで逮捕された元弁護士を送検

弁護団費用を横領したとして、業務上横領の疑いで逮捕された元弁護士の男の身柄が5日、熊本地検に送られました。

送検されたのは、元弁護士の内川寛容疑者(63)です
■内藤有希子記者(熊本中央警察署)
「内川容疑者を乗せた車が、出てきました。身柄が熊本地検へ送られます」

内川容疑者は、全国B型肝炎熊本訴訟の弁護団長を務めていた7年前、管理する弁護団の費用から約368万円を自分で使う目的で横領した疑いがもたれています。

熊本県弁護士会と弁護団は去年1月、弁護団費用のうち1億4000万円あまりの使途不明金があり、内川容疑者が複数回にわたり金を引き出し着服した疑いがあると発表。内川容疑者は約9000万円を自宅のローンなどに流用したと認めているということです。

警察の調べに対し内川容疑者は、「資料等ではっきりしているのであれば争うことはない」と話していて、警察は他にも被害があるとみて調べています。内川容疑者は去年1月末までに県弁護士会に退会届を提出し、受理されたということです。

最終更新日:2025年2月5日 19:06
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