「病院ハラスメント」熊大が確認 退職した元医療職員は"停職1か月の処分相当"
熊本大学病院(熊本市)
熊本大学は6日、大学病院の元医療職員による部下へのハラスメントが確認され、懲戒処分にあたるとして公表しました。
ハラスメント行為が確認されたのは、熊大病院に勤務していた40代の元医療職員です。熊本大学によりますと、元職員はことし4月から10月にかけて当時勤務していた職場の複数の部下に対して、
▽長時間の不必要な指導
▽不明確な指示による多すぎる業務の要求
▽意見が違う者を許さず、自分に従うよう強制する などのハラスメントが確認されました。
熊大の調査に対し、元職員は概ね事実だと認めたということです。
大学は停職1か月の処分に相当すると判断して公表しましたが、元職員は処分が決まる前に退職しています。
最終更新日:2024年12月6日 18:55