ハンセン病について正しい知識を 菊池恵楓園で医療・福祉関係者の研修会
ハンセン病への理解を深めてもらおうと、合志市の国立療養所菊池恵楓園で24日、医療、福祉の関係者たちを対象にした研修会が開かれました。
研修会は、ハンセン病問題の歴史や病気に対する正しい知識を持ってもらおうと、熊本県が毎年開いています。
研修会は、ハンセン病問題の歴史や病気に対する正しい知識を持ってもらおうと、熊本県が毎年開いています。
24日は医療、福祉関係の従事者や学生など約40人が参加し、菊池恵楓園の境恵祐園長から園の現状やハンセン病の歴史などについて話を聞きました。その後、職員に案内されながら、園内にある歴史資料館や旧監禁室、隔離の壁、納骨堂などを見学しました。
■参加者
「差別や偏見をなくすことの難しさを、ひしひしと感じました」
「いまだに、入所している人たちが外の人達に知られたくないという思いを持っているということを知り、驚きました」
熊本県は、今後も定期的に研修会を開く予定です。