熊本市内の認可外保育園に預けられた乳児が死亡した事案を受けて、熊本市が設置した原因の分析や再発防止策などを検討する検証委員会の初会合が25日、開かれました。

検証委員会は、今年1月、熊本市内の認可外保育園に預けられていた乳児が緊急搬送された病院で死亡が確認された事案を、国が｢重大事故｣と認定したことを受け設置されました。熊本市で検証委員会が設置されたのは初めてで、弁護士や学識者などの5人の委員が、事実関係の確認や原因の分析、再発防止策について検討します。

25日、委員会の初会合が非公開で開かれました。熊本市によりますと、市から委員へ事案の説明がされ、今後の方針について話し合われたということです。検証委員会は今後、警察などと情報を共有し、約1年かけて再発防止案などをまとめ、こども家庭庁に報告書を提出するということです。

次の検証委員会は7月頃を予定しています。