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八代市が高額介護サービス費を約43万円多く支給 対象者30人に返還を求める方針

2025年1月13日 12:05
八代市が高額介護サービス費を約43万円多く支給 対象者30人に返還を求める方針

八代市は、高額介護サービス費を多く支給するミスがあり、利用者に返金を求めていくことを明らかにしました。

八代市によりますと、高額介護サービス費を去年4月の利用者30人に対してあわせて約43万円多く支給したということです。高額介護サービス費は、県国民健康保険団体連合会から提供されたデータをもとに、毎月の自己負担の上限を超えた利用者に市から支給されます。

しかし、八代市では国保連合会とのオンラインシステムで一部データが取り込めない状態が続いていて、電話で確認していました。そして去年4月利用分では、一部のサービス事業者から国保連合会に誤った金額が請求されたため、連合会が八代市に修正を求める連絡をしましたが、市は去年7月、一部を修正せずに支給しました。さらに、去年9月に提供された訂正データをもとに再度支給し、支給が二重になりました。

八代市は、去年11月に連合会から送られた利用者データのチェックでミスに気づきました。八代市は、14日から利用者に謝罪して返金を求めていく方針です。また、再発防止のために「今後は確実な情報で適切に確認する」としています。

最終更新日:2025年1月13日 12:05
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