ハンセン病療養所がある全国の市や町でつくる協議会のメンバーが12日、熊本県合志市の菊池恵楓園を訪れました。

ハンセン病療養所がある全国12の市や町のトップら66人は恵楓園の祭壇に献花しました。

恵楓園の入所者との懇談は非公開で行われ、入所者側からは啓発事業の強化やハンセン病関連の資料の保存と活用が要望されたということです。

■菊池恵楓園入所者自治会・太田明副会長
「ハンセン病関連資料の保存と活用については、近々の課題ですしそれを自治体でもなんとかサポートしていただきたい」

■協議会会長・渡部尚 東京都東村山市長
「これからも入所者、自治会、全療協と連携をしながら、ハンセン病に関する正しい知識の理解促進とハンセン病への偏見差別の解消に向けて全国ハンセン病所在連絡協議会としても力を尽くしていきたい」