【追突の瞬間】動植物園で不具合で止まったモノレールに4台が相次ぎ追突 4年前にも同様の事故
18日昼過ぎ、熊本市動植物園で、モノレールが止まり後続の車両と衝突する事故がありました。乗客5人が首や腰の痛みを訴えています。
熊本市動植物園でペンギンを眺めていた子どもたち。次の瞬間。
(どーん)
突然響いた大きな音に驚く子ども。
熊本市動植物園によりますと、18日午後0時半過ぎ、園内を走っているモノレールが何らかの不具合で止まったところに、後続の車両4台が相次いで追突しました。近くにいた職員を通じて事務所が警察に通報しました。
■吉田佳記者
「事故から30分あまりがたちました。事故にあった車両がモノレール乗り場に戻っていきます」
モノレール5台には合わせて14人が乗っていて、そのうち5人が首や腰に痛みを訴えているということです。
■事故当時近くにいた子ども
「ペンギンの前にいた時に『がーん』と聞こえて、上の路線がある所に4台くらい止まっていて、危ないと思って逃げた。どーんとなった時に、また、どん、どん、どんと来るから、1度に何度も来たような感じ」
熊本市動植物園のモノレールでは、4年前にも同様の事故が起きていて、修理や点検、係員の管理体制の見直しなども行っていたということです。
園と警察が事故の原因を調べていて、原因がわかるまでモノレールの運行は中止する方針です。