「ここにもTSMCの影響」熊本県職員の月給2.64%引き上げ勧告 32年ぶりの大幅引き上げ
熊本県内では、TSMCの影響で半導体関連企業の進出が相次ぎ民間の給与が引き上げられています。こうした中、民間との賃金格差を解消しようと、熊本県人事委員会は11日、県職員の月給について、約30年ぶりとなる大幅な引き上げを勧告しました。
熊本県人事委員会によりますと、県の行政職員の平均月給は36万131円で、県内の民間事業者の平均を9567円下回りました。このため人材確保の観点などから、月給を2.64%引き上げるよう木村敬知事に勧告しました。
引き上げ幅は、1992年の2.67%以来32年ぶりの高い水準です。勧告通りとなると、平均で年間19万8000円の給与アップとなります。
最終更新日:2024年10月11日 19:08