「あっという間だった」熊本地震本震8年 土砂崩れで犠牲になった大和晃さんの両親が黙とう
熊本地震の本震から16日で8年です。南阿蘇村で土砂崩れに巻き込まれた大和晃さんの両親らが、地震発生時間に黙とうを捧げました。
2016年4月16日に発生した熊本地震の本震は、前震に続いて最大震度7を観測。南阿蘇村では、大規模な土砂崩れによって阿蘇大橋が崩落し、当時大学生の大和晃さんが犠牲となりました。
本震から8年がたった16日、晃さんの両親らが崩落した現場近くの祭壇を訪れ、花を供えました。そして、本震が発生した午前1時25分、黙とうを捧げました。
■晃さんの父・大和卓也さん
「当時は明かりもなく、川の流れる音だけがしていました。確かに8年というのは長いかもしれないですけど、あっという間の8年でした」