教職員の約半数が「年間360時間以上の時間外勤務」 先生の働き方改革待ったなし
2023年度は、半数ほどの教職員が、年間360時間以上の時間外の業務にあたっています。6割から8割の教職員が「負担感がある」と回答しています。すべての学校でノー残業デーを設定してはいるんですが、いまだに先生たちの負担感は拭い去れません。
■委員
「ひとりの教員が見ている生徒の数が一番課題なのかなと思います」
「(教職員にも)ご家族、お子さんであったり年配の方々の介護があるんです。 どうしても休まないといけない時に休める体制が必要」
県教育委員会の調査では、業務に負担を感じている先生が半数以上となった一方、やりがいを感じている先生は、8割以上にのぼりました。教職員の心身の健康が満たされてこそ、子どもたちに向き合える。子どもたちは敏感に先生の状態を感じ取ります。教職員の働き方改革は待ったなしの状況です。