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渡り鳥から鳥インフルエンザ陽性反応 半径10キロ「野鳥監視重点区域」に

2023年12月7日 18:21
渡り鳥から鳥インフルエンザ陽性反応 半径10キロ「野鳥監視重点区域」に

渡り鳥から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。

県によりますと12月1日、八代市の山の道路脇でセグロカモメ1羽が衰弱しているのが見つかりました。
遺伝子検査の結果、6日にA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。毒性の強い高病原性鳥インフルエンザかどうか判明するには数日かかるということです。

国は6日から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、 野鳥の監視を強化しています。

県によりますと区域内にはニワトリを飼育する農場が4か所あり、7日のうちに注意喚起や健康観察の確認を行います。
また半径3キロ以内に養鶏場が1か所ありますが、出荷後でニワトリはおらず、立ち入り検査は行いません。

高病原性であれば、去年12月の長洲町での発生以来1年ぶりとなります。

    熊本県民テレビのニュース