「大規模災害の時に大事な地域の助け合い」熊本市で地域防災について考えるセミナー
能登半島地震のように大きな災害が起きた際に大事なのは、地域の助け合いです。熊本市で12日、地域防災について考えるセミナーが行われました。
セミナーは熊本県と、公務員の退職後の生活支援を行なう地域社会ライフプラン協会が開き、県内で防災活動や災害ボランティアに取り組む人など約80人が参加しました。テーマは「地域の防災活動」で、高齢化が進むあさぎり町の自主防災組織の活動事例のほか、熊本豪雨で甚大な被害が出た球磨村からの報告などがありました。
■参加者
「近所に崖が多い所なので、時々、雨の時は巡回をしています」
「いつ起きるかわからない地震だから、それに備えることはみなさんに告知していた方がいい」
参加者は能登半島地震を受け、改めて防災意識を高めていました。