【水俣病】伊藤環境相が約束した実務者初協議も環境省は「再懇談の内容を整理中」
7月に行われた伊藤環境相と水俣病被害者との再懇談では、多くの課題が「今後検討する」とされ、伊藤環境相が実務者レベルでの継続的な協議を約束しました。その最初の協議が19日リモートで行われ、水俣病患者連合と水俣病被害者獅子島の会、そして環境省、熊本県、鹿児島県の担当者が出席しました。
協議では、再懇談の際に伊藤環境相が増額したいとした離島に住む被害者に支払われる月額1000円の離島加算については前向きな検討が行われることになりましたが、それ以外の課題について環境省は、「再懇談の内容を整理中」と繰り返すにとどまったということです。