「注意したが立ち去る」元職場に侵入し家庭ごみ不正投棄 熊本市が元職員に行政指導
■西区土木センター弓削秀和所長
「不正に廃棄物を投棄することは絶対にあってはならないことで、市民の皆様へお詫びするとともに再発防止に向けての管理体制に努める」
熊本市西区土木センターによりますと、今年3月までセンターに勤務していた60代の元職員の男性が退職後の4月13日、敷地に無断で立ち入り、停めていたごみ収集車に家庭ごみを不正に投棄しました。ごみはプラスティック製の椅子や発砲スチロールなど、大きいごみ袋の4袋相当の量があり有料のごみ袋ではありませんでした。
元職員は現場で発見され注意されましたが、立ち去ったということです。土木センターは元職員に常習性はなく反省していることから刑事告訴はせず、口頭で厳重注意を行う行政指導をしたということです。
■畑中香保里
「今回の問題を受け、西区土木センターはごみ収集車に鍵を取り付けました」
西区土木センターは業務が行われない休日や祝日は、ごみ収集車と門を施錠するなど管理体制を強化し再発防止に努めるとしています。