宇城市の水源の井戸から国の目標値を超える有機フッ素化合物検出 周辺世帯に水道の水を飲まないよう呼びかけ
宇城市役所
宇城市で水道用の井戸水から国の目標値を超える有機フッ素化合物が検出されました。
宇城市は去年12月、国や熊本県の要請に基づき、市内の井戸10か所の水質調査を行いました。その結果、宇城市不知火町の東部第1水源の井戸水で、国の目標値を超える有機フッ素化合物が確認されました。有機フッ素化合物は発がん性など人体への悪影響が指摘されていて、国が暫定目標値を設定し値を超えた水は利用しないよう呼びかけています。
宇城市は29日、この井戸からの採水をやめるとともに、周辺の約1600世帯に対し水道の水を飲まないよう周知しています。これまで健康被害などの報告は確認されていないということです。今後、熊本県が宇城市と連携し、半径500メートルの範囲で追加調査を行う方針です。
最終更新日:2025年1月30日 12:26