宇城市が飲用水の給水を開始 水源の井戸から国の目標値を超える有機フッ素化合物
水道用の水源から国の目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたことを受け、宇城市は30日朝から飲用水の給水を始めました。
宇城市は29日、不知火町の水源で発がん性など人体への悪影響が指摘されている有機フッ素化合物が国の目標値を超えて確認されたと発表しました。市はこの水源の水道水を使っている不知火町御領全域と高良、柏原の一部の地域の約1600世帯3400人に対し水道の水を飲むことをなるべく控えるよう呼びかけ、30日朝から飲用水の給水を始めました。
■給水に来た人
「知らなかったらそのままでいいんだけれど、知ってしまったからもらいに行こうかと。今後どうなのか。このまま飲めないと大変でしょう」
宇城市は、水道の水源を別の水源に切り替えるなどの対策を取っています。
最終更新日:2025年1月30日 12:20