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天草エアラインが必要な点検しないまま9か月運航 点検のため30日は全便欠航

2025年1月30日 12:16
天草エアラインが必要な点検しないまま9か月運航 点検のため30日は全便欠航
天草エアラインが必要な点検をしないまま9か月運航を続けていたことがわかり、29日から欠航しています。

天草エアラインによりますと29日、機体の点検を依頼している鹿児島県の日本エアコミューターからプロペラ機「みぞか号」の主翼と機体の接合部分の点検漏れの報告を受けたということです。規定では2万4千回運航するまでに腐食がないかなどを調べることになっていて、本来であれば去年4月に点検を行うはずでしたが、点検をしないまま9か月、2538回運航していました。

天草エアラインは国交省航空局に報告しました。点検を行うため29日の8便と30日の全10便が欠航し、合わせて221人に影響が出ています。点検に問題がなければ、31日は通常通りに運航する予定だということです。

天草エアラインは「ご迷惑とご心配をおかけして申し訳ない。原因究明と再発防止に努める」とコメントしています。

最終更新日:2025年1月30日 12:16
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