熊本市が実施しているバス･電車100円ウイークで、熊本市電で運賃を多く徴収するミスがあったことが分かりました。熊本市交通局は、返金対応をしています。

運賃の徴収ミスがあったのは、バス･電車100円ウイークの初日だった2月5日です。熊本市交通局によりますと、辛島町電停で20分以内に乗り換えた車両の運賃は割り引きの適用で無料ですが、市電車両内の全国相互利用ICカードの乗り換え割り引きの設定に不備があり、乗客30人から誤って1人当たり80円、合わせて2400円を多く徴収していました。

当日午前6時20分頃に不備が見つかり、乗り換えの乗客に乗換券を交付して対応しましたが、気づかずにもらわなかった乗客もいたということです。熊本市交通局は、連絡可能な乗客には連絡を取って返金対応を行い、そのほかの乗客にはホームページや車両内の掲示で申し出てもらうよう呼びかけています。