介護職員が利用者の頭や手を叩く「虐待」 富山市が長期療養施設を処分
施設の利用者に対し頭や手を叩いたり、暴言を吐いたりするなどの虐待行為があったとして、富山市はきょう、市内の長期療養施設に対し新規利用者の受け入れ停止などの行政処分を下しました。富山市では初めての処分です。
富山市によりますと、今年7月、富山市大山地域にある長期療養施設、「おおやま病院介護医療院」の職員から「虐待行為」の通報がありました。
市が立ち入り調査をしたところ、施設職員が複数の利用者に対して頭や手を叩いたり、暴言を吐いたりするなどの虐待行為があったことが分かりました。
虐待行為は今年3月から7月にかけて行われていましたが、治療が必要なけがなどはなかったということです。
施設は虐待の兆候や虐待行為を把握していたにもかかわらず、院長など管理的な立場にある職員らが有効な虐待防止対策をとっていませんでした。
このため市は、介護保険法に定める人格尊重義務違反があったとして、新規利用者の受け入れ停止と介護報酬請求額の7割を上限とする行政処分を下しました。
期間はいずれも来月1日から3か月です。
人格尊重義務違反による処分は、富山市で初めてということです。
富山市によりますと、今年7月、富山市大山地域にある長期療養施設、「おおやま病院介護医療院」の職員から「虐待行為」の通報がありました。
市が立ち入り調査をしたところ、施設職員が複数の利用者に対して頭や手を叩いたり、暴言を吐いたりするなどの虐待行為があったことが分かりました。
虐待行為は今年3月から7月にかけて行われていましたが、治療が必要なけがなどはなかったということです。
施設は虐待の兆候や虐待行為を把握していたにもかかわらず、院長など管理的な立場にある職員らが有効な虐待防止対策をとっていませんでした。
このため市は、介護保険法に定める人格尊重義務違反があったとして、新規利用者の受け入れ停止と介護報酬請求額の7割を上限とする行政処分を下しました。
期間はいずれも来月1日から3か月です。
人格尊重義務違反による処分は、富山市で初めてということです。
最終更新日:2024年12月25日 19:24