運転手不足が深刻です。

富山地方鉄道は中学校の修学旅行に伴うバス需要に対応するため、5月に高速バスなどの5つの路線あわせて60便を一時運休します。

運休するのは5月10日から17日までの間で富山と名古屋、東京、新潟などを結ぶ高速バス4路線と宇奈月と室堂を結ぶアルペンライナーの合わせて60本です。

富山地方鉄道によりますと、すでに予約をしていた人には個別に連絡し、必要に応じて手数料なしで料金を払い戻しを進めています。

運休の理由は、5月に集中する富山市内の中学校の修学旅行への対応を優先したためです。

修学旅行の予約はおよそ2年前から受け付けていたものの、その後運転手不足が深刻化し、貸し切りバスの運転手の確保を優先すると高速バスの運転手が足りなったということです。

富山地方鉄道は、「高速バスの利用者にはご迷惑をおかけして申し訳ない。今後、運転手の確保に努めていきたい」としています。