【現役生徒】富山県立高校の再編方針めぐり意見
富山県教育委員会が先月示した、県立高校を2038年度までに20校程度に減らすなどの再編方針について、きょう、県内の高校生たちが意見を述べました。
県教委が行った意見交換会には、県内の高校2年生45人が参加しました。
県立高校の再編をめぐって県教委は先月、2038年度までに全県で20校程度に減らしたうえで、大規模校、中規模校、小規模校の3つにわける方針を示しています。
意見交換会で高校生たちは、複数の学科を設ける大規模校について「新しくやりたいことが見つかって、進学の幅が広がるなと思いました」「学科間のカースト(階層)的なものができてしまう気がします」
また、中高一貫校については「大学受験を志す人にとっては大きな利点がある」「小学校の時点で高校で何を学びたいか考える人は少ないと思うので、そういう視点でみても、中学校高校別のほうがいいのかなと思う」
県教委は、きょう出た意見を今後の議論に生かしていくとしています。