県立高校を20校程度に再編する県教育委員会の方針案に対し、県内の公立高校の教職員でつくる組合がきょう、撤回を求める声明を発表しました。

県高等学校教職員組合　堀内大地書記長「よくもこんなとんでもない案を出してきましたねと、いうことで怒りに打ち震えましてですね」

県高等学校教職員組合の声明では、県教委に対し再編方針案を撤回し、計画の抜本的な見直しを求めています。

先月の県総合教育会議で県教委は、少子化を理由に2038年度までに現在ある県内の全日制高校34校を20校程度に減らす案を示しました。

県高教組は、問題点として20校程度にする根拠が示されていないことなどを挙げ、「ゆきとどいた教育のため段階的な少人数学級の拡充を今後も力強く進めるべき」と訴えました。