茂みから現れたイノシシにぶつかられて女性けが 射水市
富山県内で4年ぶりにイノシシによる人への被害です。24日、射水市の大門地域で自宅の敷地で草刈りをしていた70代の女性が、茂みから現れたイノシシにぶつかられて足にけがをしました。
けがをした女性「そこ(茂み)の間からゴーといって出てきた。鼻や牙が(足に)ぶつかって、びっくりして心臓ドキドキが止まらなかった」
助田記者「イノシシはこちらの茂みから飛び出してきて、女性とぶつかったということです」
24日午前8時20分ごろ、射水市串田で、74歳の女性が自宅の敷地の草刈りをしていたところ、隣りの家の敷地の茂みからイノシシが現れて女性にぶつかりました。
女性は左足のすねにすり傷を負うけがをして、病院で手当てを受けました。
けがをした女性「びっくりです。一人暮らしなもので怖いです。まだ捕まっていません。心配です」
県内でイノシシによる人への被害は、今年度は初めてで、2020年4月以来3件目です。
イノシシはそのまま逃げていて、射水市などは現場付近をパトロールしています。
県は、イノシシと出会った場合は近づかず、静かにその場を立ち去ることなどを呼びかけています。