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ウインターカップ初戦突破目指す富山の2校 男子・高岡第一高校 女子・龍谷富山高校 高校バスケ頂点かけた戦い

2023年12月20日 19:44
ウインターカップ初戦突破目指す富山の2校 男子・高岡第一高校 女子・龍谷富山高校 高校バスケ頂点かけた戦い

全国の男女120チームが高校バスケットボールの頂点を目指すウインターカップ。

12月23日の初戦に挑む県内の出場チームを取材しました。

男子は2年ぶり6回目の出場となる高岡第一高校です。

2023年の高岡第一はカウンターを主体とした攻撃的なチームで、スタメン全員が3ポイントシュートを狙えるのが強みです。

中でも3年生のキャプテン、笹倉快斗選手は、県大会の準決勝と決勝で3ポイントを50%の成功率で決めるなどチームをけん引するシューターです。

笹倉快斗キャプテン(3年)
「やっぱり入ると(試合の)流れに乗れると思うし、うちの武器であるのでチームとして雰囲気が上がるのではないかと思います」

同じく3年の能登奏選手は鋭いドライブで相手を翻弄し、得点やアシストを量産します。

チームはこれまでに5回、ウインターカップに出場しましたがいずれも勝星はあげられず、今年は悲願の初戦突破を目指します。

笹倉快斗キャプテン(3年)
「今回は2回戦でインターハイ優勝校(日本航空高校)と当たるので、高岡第一のプレーを多くの人に見てもらうチャンスだと思う」

高岡第一の初戦は岩手県の一関工業との対戦です。

一方、女子は3年連続30回目の出場となる龍谷富山高校です。

2022年のウインターカップは1回戦で大敗し、悔しさに涙を流しました。

2023年のチームはスタメンの平均身長がおよそ162センチ。

全国の強豪校には体格で敵わない分、徹底した守備と、連携を活かした速攻を武器に戦います。

中野真優 キャプテン(2年)
「1人1人個人のディフェンス力が強みだと思うので、24秒のオーバータイム狙って自分たちのオフェンスに展開できるようにやってます」

注目の3年、中村そら選手は攻撃でも守備でもハードワークをこなし、チームが掲げる「走るバスケ」の象徴です。

また、同じく3年の堀田小晴選手は中、外問わず、多彩なシュートで得点を奪う「点取り屋」。

2022年の悔しさを知る選手を中心に、目の前の1試合1試合を戦います。

中野真優 キャプテン(2年)
「龍谷富山の守って走るバスケットを全国に見せつけて、富山県でも全国に戦えるんだってところを見せつけたいと思います」

龍谷富山は初戦で青森県の柴田学園と対戦します。

全国の大会でも自分たちのバスケを貫いて躍動してほしいと思います。

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