台湾の地震で富山県関係の現地進出企業に建物破損など被害
3日午前発生の台湾付近を震源とする地震で、台湾に進出している富山県関連の企業では建物の一部が破損するなどの被害が出ています。
3日午前、台湾付近を震源とする地震があり、死者やけが人がでたほか、沖縄県で津波を観測しました。
富山県関連企業では、YKKの台北市にある工場で天井や配管が破損するなどの被害があったということです。
富山市に本社がありインバウンドプロモーションなどを手掛けるジェック経営コンサルタントの台北事務所では、棚から物が落ちるなどしました。
事務所のスタッフ オンラインインタビュー「すごく大変でした。パネルや飾り物がいっぱい落ちた。ガラスが割れたり 天井が落ちたり。結構余震がある」
射水市にある「タカオカ メガ」が出資する会社の桃園市にあるオフィスでも、エレベーターが止まったり物が落ちたりしたということです。
これまでに、県関連の企業で人への被害は確認されていません。
またチャイナエアラインによりますと、富山と台北を結ぶチャーター便は、今のところ4月15日から予定通り運航されるということです。