南砺市の図書館 ICT活用でサービス拡充 富山
南砺市の中央図書館で26日から、利用者が自分で本の貸し出しや返却ができるようになるなどの新たなサービスが始まりました。
新たに導入された「ICシステム」は、タグを読み取り、利用者が自分で本の貸し出し処理や返却をすることができます。
これまではカウンターで職員が行っていましたが、プライバシーの保護などにつなげます。
また、図書館のホームページや館内の検索機から本を予約でき、用紙の記入が不要となりました。
このほか2024年度からは、市内5つの図書館に「巡回便」が走り、地域交流センターや病院で予約した本の受け取りができるほか、児童・生徒は学校でも貸し出しや返却ができるということです。
これらは、市内全域に図書館のサービスを広げようと市が始めるもので、国の交付金を活用しています。