白岩川ダムのサイレン試験 スピーカー増設 昨夏豪雨では緊急放流
2023年6月の豪雨で浸水被害が出た白岩川で、県はスピーカーを増設するなどし、29日から動作確認を始めました。
サイレンの音
「ウーーーーーー」
立山町の白岩川ダムで29日、地域住民ら立ち会いのもと県がサイレンの動作確認を行いました。
白岩川ダムでは去年夏の豪雨で貯水量が限界に近づき、ダムに流れ込む水をそのまま下流に流す緊急放流を行いました。
その際、市町村や住民への情報伝達が遅れ、課題となっていました。
県は、ダム下流の警報設備を更新し流域の住宅にも情報が届くようスピーカー13個を増設しました。
住民の男性
「安心したわけではございません。音が変わったということだけでこれからは万全なことをしてもらいたいなと」
試験は2月2日まで行われます。