南海トラフ地震臨時情報受けて 最大震度5強想定の富山県内でも備え呼びかけ
南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が8日に発表されたのを受けて、県は9日に対応会議を開き、県民に地震への備えを呼びかけました。
8日に宮崎県沖の日向灘で最大震度6弱の地震があり、気象庁は初めて、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表しています。
発表を受けて県は9日に会議を開き、各部局のほか、気象台や自衛隊など関係機関からおよそ20人が出席しました。
気象台の担当者は「この先1週間程度は、南海トラフ地震が起きる可能性が平常時より相対的に高まっている」としたうえで「発生した場合、富山県内では最大震度5強が想定される」と説明しました。
県は県民に対し、家具の転倒防止を行うことや避難経路を改めて確認すること、食料や飲料水の備蓄など、地震への備えを改めて行うよう呼びかけています。