イヤサーの声響く
国指定の重要無形民俗文化財で、勇壮なかけ声とともに豪華絢爛な曳山が漁師町をめぐる新湊曳山まつりが、きょう、射水市で行われています。
370年余りの伝統があるとされる新湊曳山まつりは、放生津八幡宮の秋の祭礼として行われています。
国内の山・鉾・屋台行事の変遷を理解するうえで重要とされ、2021年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
ことしは能登半島地震の影響で一部の道路で段差などが確認されたものの、補修を行い本番を迎えました。
13基の曳山が市街地を巡り、曲がり角で向きを変える場面では、曳き手が気合いを入れる声が辺りに響いていました。
曳山は、夜には「提灯山」になって午後10時頃まで、新湊の町をめぐります。