富山市の堀川南小学校で行われた、いじめなどについてのアンケート結果について、児童が一時閲覧できる状態になっていたことがわかりました。

富山市教育委員会によりますと、富山市の堀川南小学校で今月、3年生から6年生と特別支援学級の児童547人を対象に、いじめなどの学校生活に関するアンケートをオンラインで順次行いました。

このうち326人分が、今月21日から22日にかけて、他の児童が閲覧できる状態になっていたということです。

アンケートを作成した教員の作業に誤りがあったことが原因でした。

別の教員が気づき、閲覧できない状態にしたということです。

市教育センターが調査したところ31人の児童がアンケート結果にアクセスしていましたが、いじめなどに関する具体的な記述の情報を見た児童はいなかったということです。

また、去年10月に行ったアンケートでも、児童が結果を一時閲覧できる状態になり、21人がアクセスしていたことが分かりました。

学校はきのう全校集会と保護者会を開いて説明と謝罪を行ったということです。