連日の春の陽気に動物たち「ぬくぬく」富山
富山市では14日、最高気温19.6度を観測しました。県内では広い範囲で2024年の最高気温を
2日連続で更新していて、春を思わせる陽気に動物たちは元気いっぱいです。
富山市ファミリーパークのサル山は14日、春の日差しに包まれていました。
ぽかぽか陽気にサル山の子ザルたちは、すばしっこく飛び跳ねまわり、一方では、ゆったりと毛づくろいをする親ザルの姿も。
2月半ばなのに「春らんまん」といった様子でした。
ペンギン池では能登半島地震のため1月、のとじま水族館から避難させたフンボルトペンギン10羽が、元から富山にいた9羽と仲良さそうに泳いでいました。
県内、日中の最高気温は富山市で19.6度、高岡市伏木で19.2度と、共に4月下旬並みの暖かさでした。
県内10の観測地点中9か所で2日連続で今年の最高気温を更新しました。
15日は天気が下り坂で、夕方から雨が降りやすくなる見込みです。
一方、こちらは標高2450メートル立山・室堂の、14日日中の様子です。青空を背景に稜線が浮かび上がりました。
室堂の13日の積雪は6メートルで、2023年の同じ時期を1メートル余り上回っています。
立山黒部アルペンルートの全線開通は、4月15日の予定です。春の名物イベント・雪の大谷ウォークでは、道路沿いに雪の壁がそそり立つ雪の大谷を歩いて楽しむことができます。