高岡市の中心部を会場に「日本海高岡なべ祭り」が13日から始まりました。

能登半島地震を受け、祭りの実行委員会は募金箱の設置や被害が大きい伏木地区で鍋を振舞うなど、被災者の応援にも取り組んでいます。

高岡駅や御旅屋通周辺の4つの会場で始まった今年の「日本海高岡なべ祭り」では、新鮮な魚介類や地元の野菜を使った鍋のほか、台湾の名物料理、ビーフンタンなど18種類の鍋を味わえます。

13日は厳しい寒さに加え雨や雪が降る中、家族連れなどが大勢訪れお目当ての鍋を楽しんでいました。

また祭りの実行委員会は、能登半島地震の被害が大きかった高岡市伏木地区で13日、300食分の炊き出し鍋を提供しました。

市の中心部以外で鍋を振る舞うのはこれが初めてで、炊き出しは14日も伏木コミュニティセンターで午前11時から行ないます。

「日本海高岡なべ祭り」は、14日も午前10時半から午後3時まで高岡駅周辺などで開かれます。