球根まつり始まる チューリップ栽培が盛んな砺波市
チューリップの栽培が盛んな砺波市で、様々な品種の球根を紹介し販売する球根まつりが始まりました。
一方、県内の球根出荷数は高温などの影響でここ10年で最も少なくなっています。
チューリップ四季彩館で開かれている球根まつりでは、100品種を超えるチューリップの球根が通常価格の2割引きで販売されています。
この催しでは、球根の生産者と直接話をして花の特徴などを聞くことができるのも魅力となっています。
一方、今年は気温が高く雨が少なかったため県花き球根農業協同組合のまとめでは、球根の出荷数が去年より2割余り少ない875万球で、ここ10年で初めて1000万球を下回りました。
となみチューリップ球根まつり実行委員会 水越久男実行委員長
「春にかけての高温と雨が少なかったのが最悪だったか 夏場高温で、採った後も病気になったものもあった」
この状況を受けて生産現場では、品質管理の徹底などに努めるということです。
チューリップ球根まつりは、今月14日まで開かれています。