富山市の大沢野中学校で、2年生1クラス分の英語の答案がシュレッダーで裁断された状態で見つかりました。学校は生徒と保護者に説明し、謝罪したということです。

富山市教育委員会によりますと、4月10日の午前中、大沢野中学校で「中教研」、中学校教育研究会学力調査の英語の試験がありました。試験後に、テスト監督の教諭が職員室まで答案を運び、英語教諭の机に置いた2年生の1クラス分の答案が見当たらなくなりました。

職員で探したところシュレッダーで細かく裁断されて見つかりました。

大沢野中学校では12日午前中に生徒へ説明と謝罪を行い、その後、臨時の保護者会を開き保護者への説明と謝罪を行いました。

学校の調査ではシュレッダーにかけた人物を特定することができなかったため13日以降、校長と市の教育委員会の担当者が警察に相談することにしています。