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能登半島地震で被災の高岡市伏木地区 今後の地域をどうするか 有志設置の看板「がんばろう伏木!」

2024年1月26日 19:56
能登半島地震で被災の高岡市伏木地区 今後の地域をどうするか 有志設置の看板「がんばろう伏木!」

26日の県内は、冬型の気圧配置と上空に居座る寒気の影響で雪が断続的に降りました。地震の被災地域では、より一層、厳しい寒さとなっています。

26日の最低気温は、富山市で0.1度、高岡市伏木で0度ちょうどなど厳しい寒さとなりました。地震により液状化現象が広がった高岡市伏木では、家屋が傾くなど大きな被害を受けました。雪の重みも重なってその傾きは段々大きくなっているといいます。

高岡市伏木地区 石坂自治会 二口勇平会長
「あそこの屋根の上なんですけど、もともとはこれだけ開いていた。30センチあけて建ててあった。屋根に雪の重みが来ると心配で瓦は取りたいと言っておられるんですけど、この雪でなかなか作業が進まない」

応急危険度判定で住宅の8割以上が「危険」または「要注意」とされた地区もあります。自宅に住むことができず、親類の家に身を寄せる人もいるなど人口流出が始まっています。

伏木校下自治会連絡協議会 坂廣志会長
「伏木自体は高岡の中でも高齢化率が高い地域。そのなかで地震によって被災したみなさんが、伏木での今後の生活を心配しておられる方が非常に多い。地域としてどうしていくか、みなさんと一緒に取り組んでいく必要があるのかなと思っている」

その思いを込めて、有志で設置したのが「がんばろう伏木!」という看板です。

道路も、陥没したり亀裂が入ったりしてでこぼこのため、除雪車を十分に走らせることができません。住民たちは、今後の復旧のためにも、「雪はあまり降らないでほしい」と話していました。

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