富山県内 警報級の大雪となる恐れ 19日(水)にかけて警戒を
強い寒気が再び流れ込んでいる富山県内は、きょう平野部でも雪が断続的に降っています。
このあともあすにかけて雪が続く見込みで、警報級の大雪となる恐れがあります。
上空に強い寒気が流れ込んでいるため、県内は各地で雪となっています。
午後5時の積雪は砺波市で35センチ、富山市で25センチ、高岡市伏木で19センチとなっています。
けさの最低気温は砺波市で今シーズン最も低い氷点下4度となるなど県内10の観測地点すべてで氷点下でした。
また日中の最高気温も富山市で2.3度、高岡市伏木で1.8度など寒さが続きました。
道路の凍結などの影響できょう午後4時までの24時間に、県内でスリップ事故が118件発生し、8人がけがをしました。
雪は今夜からあすにかけて強まる見込みで、山間部を中心に、平野部でも大雪になる恐れがあります。
予想より寒気が強まり、同じ地域で雪が降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。
あす午後6時まで24時間の予想降雪量は多い所で平野部が30センチ、山間部が70センチです。
そのあと、あさって午後6時までは平野部が30センチ、山間部が50センチです。
冬型の気圧配置はあす以降も続く見込みで、雪がさらに増える恐れもあります。
大雪による交通への影響などに注意してください。
また、水道や路面の凍結にも注意してください。
あす、県内の自治体では小中学校の始業時間を遅らせるところが出ています。