能登半島地震による富山県内での地震保険の支払い金額がことし3月末までにおよそ171億円にのぼることが分かりました。

日本損害保険協会によりますと、能登半島地震の発生から3月31日までに、損害保険会社が支払った地震保険の保険金額は県内でおよそ2万3000件、合わせておよそ171億円にのぼりました。

石川、新潟などを合わせた全国ではおよそ8万2000件、744億円で、地震に伴う保険金支払額としては過去7番目の規模です。

災害後は保険会社を装って調査費用などを要求する詐欺が多発するとして、協会は、まずは加入している損害保険会社や代理店に相談するよう注意を呼びかけています。