インフル警報レベル 2019年1月以来 溶連菌にも注意を 富山
インフルエンザの県内の患者数は、先週から増加し警報レベルを超えました。
警報レベルに入るのは2019年1月以来で、県は感染対策の徹底を呼びかけています。
12月11日から17日までの1週間に県内48の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり34.27人で先週から増加し、警報レベルの目安としている30人を超えました。
警報レベルに入るのは2019年1月以来です。
年代別では15歳未満が71パーセントを占め、患者数は富山市保健所管内がとくに多くなっています。
インフルエンザとみられる集団感染で20日、新たに幼稚園と小学校、中学校合わせて5校が学年や学級閉鎖の措置をとりました。
手洗いや部屋の換気、マスクの着用や、重症化を防ぐため予防接種など対策を心がけてください。
また、子どもに多い「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」も県内で警報レベルに入り、県は患者との濃厚接触を避けることなど呼びかけています。